ねぇ君の人生はどうだい うまく回ってるかい
どうにも世界は僕に 厳しくてさ
生活は平々凡々と ただ続いていく
いつかは終わることだって 忘れたふりをしたまま
喉に痞えた言葉 行き場をなくした涙
どうにも手に負えなくなったら
耳をふさいで 目を伏せれば すぐ会えるから
僕が今日だけ あなたにだけ聞こえる恋人になってさ
なんだって受け入れるから
キザな言葉はいらない この音と旋律だけ あれば十分さ
どんなしがらみもここにはないから
感傷的な 旅をしようよ
啓発の供給制限は 疾うに超えている
倫理が示すベクトルは あちらこちら
出口のない迷路みたいだ 神の庭園は
あいつはニヤつきながら その営みを見ている
代わりの利かない体 思惑を孕まない仕草
どうにも許せそうにないなら
電波を切って音量を上げれば 忘れられるから
日が落ちるまで あなたにだけ聞こえる音の海に飛びこんでさ
背負った荷を解こう
ハイソな知識はいらない 純粋な感性だけ あれば十分さ
何度 道に迷って 息が上がって
再生に終止符を打とうとしただろう
でも大丈夫 目的地なんて決まっていないままでいいよ
やぁこれで何回目だっけ 君のご指名は
望むなら何度でも お供しようか 終わらない旅の
僕がいつでも あなたにだけ聞こえる恋人になってさ
何だって受け入れるから
キザな言葉はいらない この音と旋律だけ
あれば十分さ
こんなザマでも一度切りだから
演劇みたいな 旅にしようね