今回依頼がありましたのは佐竹家。
自宅の一階で理髪店を営む佐竹さんのお宅は、
わずか12坪しかない家の大半を店舗スペースが占めているため、
生活面積が極端に圧迫され、
家族は非常に窮屈な暮らしを強いられています。
さらに、一番の問題は、食卓の隣にあるトイレ。
店舗に専用のトイレがないため、
子供たちが食事中であろうが、お風呂に入っていようが、
店に来るお客さんもここを使用してもらうしかなく、
家族はもちろん、お客さんのほうも非常に気まずい思いをしているということです。
また、毎日お店で使う50枚以上ものタオルを抱えて昇り降りするのは、
手すりもない急で危険な階段。
かつて屋上にあった物干し場は台風で飛ばされたため、
今では狭い2階の廊下が、物干し場替わりになっています。
今回この難題に挑戦するリフォームの匠は小川一さん。
持ち前の遊び心で家のあちこちに楽しいカラクリを仕掛け、
暮らしに軽やかなリズムを作り出す、別名「暮らしの遊び仕掛人」。
果たして今回の匠はどのようなリフォームを施すんでしょうか、
みなさんで推理してみてくだい。