…
雨上がりの小道の真ん中で
曖味に佇んだ君だけが笑った
そのなんでもないような写真だけ
小さなポッケに詰めて
なんとなく憂鬱
この曇り空まだ続く模様
それなのに「もう大丈夫」なんて言って走り出す君を追う
仰いだ空にいつの間にか顔を上げ
いっそこのまま時 止めたいのに!
なんでもないような君の笑顔をただ心に残して
…
昼下がりの校舎の片隅を
丁寧に切り取って二人きり笑った
そのなんでもないような写真さえ
小さなポックに詰めた
なんとなく不安で
この青い空いつまで持つのか
それなのに「さあ進もうよ」なんて言って走り出す君を追う
仰いだ空にいつの間にか顔を上げ
いっそこのまま時 止めたいのに…
なんでもないような君の笑顔にまだ届くと信じて
…
地平の彼方目指して ほら
握ったては小さくて まだ
仰いだ空にいつの間にか顔を上げ
いっそこのまま時 止めたいのに!
なんでもないような君の笑顏をただ心に残して