作词 : シュウタネギ
作曲 : シュウタネギ
僕あてに ついた風の便りは
とどかなかった 君のことばかい
だとしたら 迎えにゆくのさ
老いぼれたこの足を ひきずってゆくよ
誰かがぼくらのことを 指さして笑えば
あきらめのつくような 話でもないので
ぎんぎらに輝く ネオン の街をぬけ てゆく
わかりきったことさ
涙がか わくころには
次の街へ 僕ら 旅立ってゆくのさ
ふたり乗せた 列車が 夕暮れ のなかを 走る風になる
誰のために ずっと走ってるのか
ゆく先もわからずずっと前から
さんざんな日々を 送ることでしか
前には進めない 不器用なやつだよ
毎日 のりなれた 列車の窓をあけて
遠い 昔を のぞいてみたなら
僕の頬をつたう 雨露が涙のようだと 君は笑う
わかりきったことさ
涙がかわくころには
ぜんぶ忘れてい つものようにすごす毎日
ふたり乗せた 列車が 夕暮れのなかを 走る風にな る
・・・
涙がか わくころには
ぼくら 旅立ってゆくのさ
ふたり乗せた 列車が 夕暮れのなかを そよぐ風になる