空に届いた 掌(てのひら)にまとう風
瞬いた影のない感情
繰り返していた音も無い かりそめの夢は
佇んでいたその場所を照らしてる 陽に似た偽りない声
そこに刻んだ眼差しは 先を照らすように
そっと鳴いた鳥たちが 飛び立つように波立ち崩れて
隣にいた君の声 灯した影をなぞる
砕かれたその姿を 歪み溶け出した空に繋げてく
生まれ知るその名を 立てられていた誓いの元に染める
空に求めた安寧の日々はただ 閉ざされた幻想の中に
訪れていた終(つい)もまた 描かれた夢に
逸らされていた意味も成さない未来へと 堕ちてくなら uh……
そっと咲いた命が 幻想だと隣で消えてく
迷い込んだ衝動が 終(つい)へと時間(とき)を告げる
血をまとうその姿を 飾り立てた記憶に重ねても
崩れ出した夜明けに響く合図は 明日を止める
叫び唱えた 繰り返し瞬いた夢の影染める
歪んだリズムに 捕まえた感情 ただ求める