ある日
アリスは思い耽る
自分のこと
自分以外のこと
白く小さなキャソバスに
刻まれていく
思索という名のあしあと
おとなになる
ということが
とてもだいじなことだと
みんなみんなわたし
にいうのだけれど
誰も その意味を
その意義を
聞いても教えて
くれなかったから
いつしかアリスはひとり
答えを求め考えつづけた
おとなになる
ということは
つよくなれることなの
いつかのだれかに
もまけなくなるの
おとなになる
ということの
いみをまだしらないから
おおくのものを
しりたいとおもうの
まだ何も
知らないまま
その瞳が
映し出す世界は狭く
意味なんて求まらずに
アリスはひとり
考え続けても
答えは
She will meet some fantasic stories
Tell me what she chooses
something holy
Let me knock the door for more
Ever wonderer
おとなになる
ということが
だれにもわからないなら
わたしはそれを
さがしにいきたいの
たとえ今
見つけられなくても
遠くの
見たことのない場所なら
いつかの暴れ者の
やってきた世界へと
進んていこう
おとなになる
ということは
ドアをたたくことなの
このむこうに
そのこたえがあるなら
おとなになるということが
どんなにつらいことでも
わたしはきっと
あきらめなにから
その向こう側へと
今
アリスは
まっすぐに
手を伸ばしていく
いずれ出会う
未来達に思いを馳せて
その扉の向こう側へと
She will meet some fantasic stories
Tell me what she chooses
something holy
Let me knock the door for more
Ever wonderer
あぁ
幸あれ
その背に翼は
なくともいつかは必ず
あぁ
幸あれ
その手がまだ何も
生み出さずとも
いつかは必ず
あぁ
光あれ
私が見送るその小さな姿は
あぁ
光あれ
いってらっしゃい
の声を
背に受けて