与えられた
黒い長四角
世界と繋がる
小さな窓
好きな時に
電源を入れて
誰かの文字列を覗き込む
星を投げ合う
だけくらいが心地良い
僕のもうひとつの“部屋”
秘密の場所殴り
書きみたいな
幼い感情を
少しだけ世界に流してみた
もしももしも僕がダメになって逃げ帰って来らどうすんだい
僕のだったあの部屋は物置になってはいないかいyeah
幾千ものタスケテが
日常に流されるのを見ていた
本当に壊れそうなとき本当に助けてくれるのは誰だいいくつか歳を取った
本当に助けてくれるのは誰だい
僕はもっと大きな
窓を与えられた
少し狭くなった部屋
留守の間に過疎化していたもうひとつの“部屋”
久々に窓に明かりを灯して
「おかえり」の数は望むほど多くなかった
もしももしも僕がダメになって
逃げ帰って来たらどうすんだい
僕のだったあの“部屋”に
まだ僕の居場所はあるかいyaeh
モウヤダとかシニタイとか
溢れ返って軽くなってた
本当に壊れそうでも
きっと誰にも分からない
僕は少しも変わらない
変われなかったそれなのに
窓の外の景色も温度も曇り空のにおいも
長四角の向こうの人達も
何もかも変わって
いって上手な執着の仕方がまた分からなくなってしまった
冷めたフリで眺めていた
「おかえり」の数は甘くて苦い
もしももしも僕がダメになって
逃げ帰って来たらどうすんだい
僕のだったあの部屋は物置になってはいないかいyeah
幾千ものタスケテが
日常に流されるのを見ていた
本当に壊れそうなとき
本当は(助けてくれるのは誰だい)
ねえもしも僕がダメになって
逃げ帰って来たらどうすんだい
僕のだったあの“部屋”に
まだ僕の居場所はあるかい(Ah)
幾万ものタスケテが
電子音の海に溺れている本当に壊れそうなとき
あなたは助けてくれますか