「黒き花を愛した人・・」 それは甘く冷酷な遊びに酔い死涸れる
死を急ぐ群れ舞うのは 浮かぶ彩は恐怖の予感の下に
「白き花を愛した人・・」 名残惜しさ・・私怨・・涙流す
過ちに沈む雨雲は 禁句の言葉含み笑う
幼さの余る 幸薄き命
美しさ故に この体、月に食われ逝く
淫ら乱れ至上の彩は「白」
一夜限りの此の身委ね天高く舞踊る
甘美く弱さ窺う瞳は「黒」
悩ましさに身を清め、深くうたかたの夢に生きる
幼さの余る 幸薄き命
美しさ故に この体、月に食われ逝く
淫ら乱れ至上の彩は「白」
一夜限りの此の身委ね天高く舞踊る
甘美く弱さ窺う瞳は「黒」
悩ましさに身を清め、深くうたかたの夢に生きる
愛し愛され理想の罠は「死」を…
成り敢え無い「黒」と「白」よせめて両手に死の花束を
赤い糸など存在かった「裏切り」
灰になるまで此の身散らし、春に成る迄土に孵ろう