作词 : ayano kuronë
作曲 : ayano kuronë
夜の風を吸い込んで 溢れた記憶にむせ返った 春
見上げた空には 月と飛行機雲 その光さえ いらない
「ああ もうすぐ 君が 見えない」
藍色 の 夕空 を いま 閉じ込めて しまいたいか ら
融点に交わった 夜 など 拒んだこの掌 さえも
残さないで
「僕の手元にあるこれは僕をあらわすもので
僕がいることをあらわすもので
僕の生き様をあらわすもので
だから 死ぬまで離すもんか」と彼は言った
ぶっきらぼうに大事そうに握りしめて 言った
藍色の 夕空を いま 閉じ込めて しまい たいから
融点に交わった 夜 僕は かき鳴らして叫んだ 声
ずっと ずっと 枯らして叫んで 僕は 僕 を
証明する