作词: 六浦館
作曲: MANYO
编曲: MANYO
震(ふる)え届(とど)く風(かぜ) 頬(ほほ)撫(な)でゆく
静寂(せいじゃく)に抗(あらが)う赤子(あかご)のように
抱(かか)え込(こ)み離(はな)さなかった
籠(かご)は容易(たやす)く崩(くず)れ去(さ)る
限(かぎ)られた時間(とき)と空間(はざま)をゆく
瑠璃(るり)の鳥(とり)示(しめ)した星(ほし)の兆(きざ)し
月(つき)を背(せ)にした暗闇(くらやみ)さえも
いとおしく思(おも)える
罅割(ひびわ)れ欠(か)けていく
歪(ゆが)んだ糸(いと)模様(もよう)
届(とど)かない叫(さけ)びを
この胸(むね)に押(お)さえて
翳(かざ)した手(て)のひらすり抜(ぬ)けていく
思(おも)い出(だ)せもしない
打(う)ち棄(す)てた身体(からだ) 迷(まよ)いの中(なか)
漂(ただよ)い辿(たど)り着(つ)くのは途切(とぎ)れた軌跡(きせき)