作曲 : MazoP
编曲 : MazoP
薄红(うすべに)の花(はな)が散(ち)っていく様(さま)を
风花(ゆき)のようです、と、君(きみ)は言(い)いました。
甘(あま)やかに薫(かお)る君(きみ)の笑颜(えがお)は、
桜(さくら)の花(はな)よりなお美(うつく)しく。
终(お)わりの近(ちか)い恋(こい)と知(し)っていたけれど――
君(きみ)と出(で)逢(あ)えたあの春(はる)の日(ひ)に、
二人(ふたり)で见(み)上げた桜(さくら)の花(はな)。
今年(ことし)もまた美(うつ)しく咲(さ)いて、
风(かぜ)と踊(おど)っています。
君(きみ)と过(す)ごせたあの夏(なつ)の日(ひ)も、
君(きみ)と歩(ある)いていた秋(あき)の日(ひ)も、
君(きみ)を抱(だ)きしめてた冬(ふゆ)の日(ひ)も、
全(すべ)てが宝物(たからもの)。
今(いま)この手纸(てがみ)を君(きみ)が読(よ)むとき、
薄红(うすべに)の花(はな)は散(ち)っているでしょう。
私(わたし)もその场所(ばしょ)にはもういないでしょう。
けれど、どうか泣(な)かないでください。
これはすでに判(わか)っていたこと。
あの日(ひ)、君(きみ)と出(で)逢(あ)えた奇迹(きせき)が、
今(いま)も胸(むね)に吹雪(ふぶ)いて――
全(すべ)てを薄红(うすべに)に染(そ)めていく、
桜(さくら)の花(はな)びらよ、甘(あま)やかに。
最期(さいご)にもう一度(いちど)心(こころ)から、
君(きみ)を爱(あい)しています――