夕日の落ちる窓辺に
佇むあなた
銀色の髪 白い肌
悲しいその瞳
夕日の落ちるこの場所で
あなたが見つめる
私はどんな風に見えてるの?(あなたが苦しいほど愛しくて)
静かに あなたと二人
伝えてその気持ちを(言わなきゃこの思いを)
あなた(私)の言葉で
図書室のエルザ
あなたの近くに行きたくて
今日もまた言えずにいて
さようなら
最後に一度だけ(明日は伝えよう)
あなたの声聞きたかった(私の声この思いを)
夕日の落ちる窓辺に
思い出すのは
大きなリボン 小さな背
潤んだその瞳
今日こそはと手をかけた
扉の奥には
あなたはもう二度と来なかった(あなたはまだそこで待っているの?)
何度も季節巡っても
あなたに焦がれた日が(あなたと過ごした日を)
忘れられなくて(忘れたくなくて)
図書室でもしも
愛しいあなたのその声が
一度でも届いたなら
戻れない
あの日を悔やんでも(あなたを抱きとめて)
あなたにもう会えないの(今もふたりでいられたのに)
静かに私はひとり(最後にあなたに向けて)
最後に見つけた光(静かに託した言葉)
小さな栞のメッセージ
もう一度この場所で
図書室のエルザ
あなたの近くに行きたくて
今日こそは伝えに行こう
もう
最後に一度だけ
あなたを待つこの窓辺で
図書室でふたり
もう一度あなたと会えたから
今ここで伝えられる(今はもうすれ違わない)
ずっとずっと
言えずにしまってた(あれからこの日まで)
私の声この思いを(あなたの声聞きたかった)