黒子:というわけで、僕と一緒にバスーケ部紹介の原稿を考えてください。
緑間:なにがというわけなのだよ、意味が分からん
黄瀬:バスーケ部紹介って、いきなりどうしたんですか
黒子:実は
赤司:なるほど、つまりお昼の学校放送で流すクラブ紹介の原稿を一緒に考えてほしいということか
黒子:赤司君、正解です。
紫原:赤チンすごーい。言う前にわかっちゃう何て。
緑間:わかりすぎなのだよ
青峰:なんで俺たちは考えないといけないんだよ
黒子:明日のクラブ紹介はバスーケ部で、僕が担当なんです。一応僕なりに原稿を書いてみたなので、皆に添削してほしいなと思いまして。
緑間:いいんだろ、そういうことならば、きっちり見てやるのだよ
黒子:ちなみに、原稿は放送部のチックがあるので、あと十五分ぐらいで締め切りなんです。
黄瀬:ギリギリじゃないすか
黒子:すみません、毎日練習で原稿をかいてる時間があまりなかったので
黄瀬:ああ、そっすよね
赤司:時間がないなら、さっそく始めよう。黒子、原稿を読んでくれないか
黒子:はい えんえん 皆さんこんにちは、バスーケ部二年の黒子哲也です。
今日は僕たちバスーケ部について紹介したいと思います。バスーケ部は現在……
頑張っています。以上でバスーケ部紹介を終わります。ありがとうございました。どうでしょうか? あ
黄瀬:青峰チ、青峰チ 起きって 紫チもう
緑間:二度寝するな
紫:痛い 耳引っ張らないでよ、起きるからあああ
黒子:二人とも、寝るなんてひどいです
青峰:だってよ なんか単調で眠くなるんだよな
赤司:黒子、内容は悪くなかったよ、あんなものだろ、問題は
緑間:黒子だよな
紫原:黒チン影薄い。
黒子:よく言われます
緑間:放送するならば、もっと目立った方がいいのだよ。
青峰:笑い 哲に正反対の事を求めてるね
黄瀬:ああだったら、黒子チのキャラをいかして怪談っぽくするのはどうっすか、こんな感じで
黒子:皆さん、バスーケ部です。恨めしや
赤司:却下
黄瀬:えい 即断?
緑間:バスーケ部に変なイメージが作るだよ
紫原:ね、黒チンって怖い話しするキャラなの
青峰::まァ 影の薄さはお化けっぽいよな
黒子:えっ
黄瀬:そうそう、そういうこと面白と思ったんっすよね
黒子:黄瀬君、面白がってますよね、僕は真剣に相談しているんですけど
黄瀬:ごめん、黒子チ
青峰:つかさ、目立てばいいんだろ、そんなの簡単じゃねぇか
黒子:ほらほら、聴けよ バスーケ部紹介だぞ 聴かねぇと分かてるよな
赤司:却下
青峰:なんでだよ これでは普通に皆聴くだろ
黄瀬:青峰チの普通って なんっすか これじゃ完全に脅しっすよ
黒子:僕はそんな乱暴な言葉使いません。
青峰:そこは背伸びしろよ
黒子:僕の背伸びはそんなところじゃないです
紫原:そうだよ、黒チンは背伸びすると俺の肩に手は届くよね
黒子:紫原君、話が微妙に違います。それに、背伸びしなくても肩ぐらい届きます。
紫原:あらら、そうなの
黒子:たぶん
黄瀬:そこは自信を持っていいと思うよ
緑間:まったく、話が進まないのだよ。要は聴衆に興味を持たせればいいのだから お得情報でも流したらどうだ
黒子:さて、今日のお得情報は蟹座のラキアイテムは梅干し、持ち用汁粉缶、きんじつりんいわるよぺ 来週の土曜日は骨董市へgoの三つです
これからもバスケ部にご期待ください
赤司:却下
緑間:何
黄瀬:緑間チだって、バスケ部に変なイメージ付けてるじゃないっすか
青峰:つか、誰得情報だよそれ
緑間:ふん 確率的に全校生徒の十二分の一は蟹座なのだよ
黄瀬:十二分の十一には無関係な情報って
黒子:緑間君、残念ですが原稿は今日呈出なのでラキアイテムは
緑間::仕方ない、持ち用汁粉缶と骨董市だけつかせてやろ
黒子:は でも聴いてる人に興味をもたせるのは大事なことですよね
紫原:ア だったらね いい考えが有るよ
青峰:同せいうまい棒についてだろ
紫原:峰チンスーゴーイ!なんでいう前にわかるの?峰チンのくせに
青峰:おい!
紫原:やっばさ、時代はコラボだと思うんだよね、うまい棒はも各種コラボしやって味もいっぱい出てるし、目立つならコラボ、興味持たせるならコラボ、やっばこれでしょうまじ言ったく
緑間:紫原が冗舌だっと
黄瀬:お菓子についてだとあんなにいきいき
黒子:コラボですか、でもどうすれば
紫原:そりゃ勿論さ、
黒子:こんにちはポテチ、バスケ部紹介ですポテチ、僕たちバスケ部は毎週ポテチに活動をしています。
赤司:却下
紫原:へえ だめ どうしても
緑間:まず コラボの意味から調べなおした方がいいのだよ
黄瀬:俺たち毎週ポテチに練習してたんっすね
青峰:つかまえから思ってたのよ、よくそんなにすんなことが食えるんな
紫原:だってお菓子おいしいもん。今はね、ランチあじのポテチがすごーいお勧め、食べた瞬間とまんなくなって、牧場に遊び行きたくなるって感じ
緑間:お前の表現のほうがどこに向かっているのか聞きたいのだよ
黄瀬:でも、牧場に行きたくなる味って興味がくっすよね
黒子:ちょっと食べてみたいですね
赤司:なるほど、採用しよ
黄瀬:えい?
黒子:赤司君、何を採用するんですか
赤司:紫原が言った方法だ
黄瀬:まさか 語尾にポテチ付けるんっすか
青峰:言い辛くねか
紫原:でもさ、もっと言い辛い語尾を付ける人 いるよね
緑間:うん、なぜそこで俺を見る
黒子:緑間君って、滑舌がいいですよね
紫原:そんなことはあるのだ ポテチョウ
緑間:勝手にさせるんな
赤司:お前たち、それは却下するといっただろ
黄瀬:え
青峰:じゃ、どういうことだよ
赤司:採用するのは紫原の表現の方だ。
黒子:表現って、さきのお菓子の味のことですか
赤司:そうだ。俺たちにとってバスケは馴染みのあるスボーツだが、放送を聴く大多数の生徒たちにとってはそうではない、だったら、バスケの魅力をより分かりやすく簡単に説明した方がいいだろ
緑間:なるほど、一理あるのだよ
黄瀬:説明つと、ルールとかっすか
赤司:それでは余計に眠気を誘うだけだ、伝えるならバスケの魅力だろ、青峰、おまはバスケをどう思う、
青峰:あ?好きだけと、
黒子:極めて簡潔な感想ですね
赤司:ならPlayについては、シュートを射つときはどんな感覚だ
青峰:その キョイとしてパだな
黒子:具体性がzeroですね
青峰:あ
紫原:峰チン、もっとわかるようにお菓子に例え説明して
青峰:は お菓子って、あ シュークリームを冷やし飴で流し込む感じ?
黄瀬:キモい
緑間:お昼の放送ではとても流せないな
青峰:うるせーな つかそもそもあれはなんとなくながればはえるんだから、しょうがねぇだろ
赤司:青峰の場合、空間把握能力が特化しているんだよな、じぶんとゴールそしてボールの位置が、意識というよりも、もはや反射神経レベルで認識できる。
黄瀬:余計わからなくなったっす
黒子:緑間君はどうですか?シュートするときの感覚って
緑間:俺のシュートは日々の計算に支えられている、ぼーるにかかる爪、フォン、おはさ占い、一つでも崩れれば、シュートは俺を裏切る、故に、俺がシュートを射つときはすべてに裏切られていないという確信があるのだよ
紫原:あぉ、確かに緑チンがはずしたのって見たことないね
黄瀬:スリーを一回も外さないってなんっすか やだやだ みんなして変人で
緑間:おい
黄瀬:まぁ、いつかは追いついて、抜くっすけどね
青峰:へえ、やれるもんならやってみろよ、そんときやゴリゴリくんどころか、バーゲンダツだって終わってやるぜ
黄瀬:マジ?今の言葉わすれちゃだめっすよ
青峰:はぇん せいぜい頑張って俺を楽しませろよ
緑間:結局は自分が楽しみだけか
青峰:いいだろ別に てか黄瀬、今日お前が負けたら俺にバゲンダツを奢るんだぞ
黄瀬:えええ?
紫原:うん
黒子:紫原君、どうかしましたか
紫原:俺を身長より高い黄瀬チンを想像したんだけど、無理だった
黄瀬:追い抜くってそういう意味じゃないっすから
紫原:そうなの なんだ
黄瀬:紫チにとってはどんなっすか バスケ
紫原:嫌い。面倒だし
黒子:紫原君
紫原:でも、負けるのはもっと嫌い
黒子:そうですか
赤司:黒子、お前はどうなんだ?
黒子:僕ですか?
赤司:お前はバスケをどう思う?
黒子:僕はみんなに付いていくの精一杯です、でも僕は影としてみんなが放つ光の輪郭をきわ立たせたい、そういう役目を気にいたです。それに最近思うんですけど以前よりずっとバスケがすきになったきがします
青峰:だよな 哲のパスがきまるとおもしれーしな
黒子:青峰君、頭を掴まないでください
黄瀬:この前の練習試合でも敵チーム滅茶驚いたしね
緑間:然し、メンバチェンジの度に審判にも驚くられるのは面倒なのだよ
紫原:黒チン今度から背中に旗でも背負ったら、目立つよ
黒子:それはちょっと邪魔ですね
緑間:そいう問題か
青峰:あ、なんかバスケしたくなってきた。そろそろ練習行くか
黄瀬:そうっすね
緑間:今日のノルマを壊さなくだよな
黒子:ちょっと待ってください 原稿はどうしたらいいんですか 全然まとまないんですけど
青峰:あ、
黄瀬:そうやそのために集まったんだっけ
青峰:哲、適当にやっとけ
黒子:え
青峰:赤司が原稿には問題がないつてんだから平気だろ どうせこんな放送なんって誰も聴かねよ
緑間:青峰、今までの時間を全否定するようなことをいうな
青峰:だってそうだろ
紫原:確かにちゃんと聴いたことないかもん
黄瀬:黒子チ頑張って 応援してるっす
黒子:は
黒子:みんな、ああいってましたけど 本当にいいんでしょうか
赤司:黒子
黒子:赤司君 どうしたんですか みんなと体育館にいったんじゃ
赤司:原稿はまだ呈出していないね
黒子:はい、一度教室で整調したから出そうと思ったので
赤司:だったら、これを
黒子:これは
赤司:念の為の保険だよ
黒子:皆さん こんにちは
黄瀬:ちーっす
青峰:おっせいよ 黄瀬
黄瀬:やー女子が手作り弁当を食べてくれっと追いかけてくるから、逃げるのに時間かかっちゃって
青峰:紫原、黄瀬を捻りつぶせ
紫原:うん、わかった
黄瀬:え、なんでそんなるんっすか
青峰:むかついたから
黄瀬:なにそれ
青峰:やれ!紫原
紫原: (Roger)ラジャ
黄瀬:ストップ ストップ
緑間:煩いず 三人とも 昼飯時くらい静かにしろ
黄瀬:そうっすよ、だから紫チ、腕を下ろして
紫原:あぇ
黄瀬:カラーゲ一個あげるから
紫原:うん、いいよ
青峰:俺にもよこせ
黄瀬:絶対あげない
緑間:お前ら 赤司、こんな漫才を聴かせるために俺を視聴かくしつに呼んだのか
赤司:まさか、今日のお昼の放送は黒子が担当だろ せっかくなら 全員で聴こうと思ったんだ
青峰:そうやそうだったら
黄瀬:昨日のことじゃないんっすか 忘れるの早すぎっすよ
青峰:いちいち覚えていらんねよ
青峰:原稿は結局どうしたんだ
紫原:峰チンがそのままでいいっていったんじゃ
青峰:そうだっけ?まぁ、俺はそういったんなら大丈夫だろ
黄瀬:どんだけ自信過剰なんっすか
青峰:うっせいな
黄瀬:いっただきます
青峰:ね、黄瀬、お前のそのナポリタン蚯蚓みてーだな
黄瀬:なんつこというんですか 俺蚯蚓嫌いなのに
青峰:へえ、知らなかったな
黄瀬:ひどい
緑間:ア、ひどいほど低レブルーな争いなのだよ
紫原:黄瀬チン、ナポリタン食べないの 食べあげようか
黄瀬:紫チ、それナポリタンじゃない ハンバーグ
紫原:ふん 間違いちゃった
黄瀬:ひどい、ひどすぎる
赤司:ちょっと待って
黄瀬:ヘ
赤司:黄瀬、弁当に少し野菜を増やした方がいい 偏りが有るぞ
黄瀬:赤司チ 注意するのそこなんっすね だったら青峰チの弁当はなんっすか
青峰:なんだよ 俺の弁当やらねぞ 好きなもんしか入ってねんだからよ
緑間:すごいラインアップなのだよ トンカツ カラゲー ハム ウィンナ ミートボール 肉だけか
青峰:男は黙って肉だろ
黄瀬:や 聴いたことはないっす
赤司:青峰、お前ももっと野菜を食べろ
青峰:だって食った気がしねじゃ野菜って
緑間:煮物はいいぞ
青峰:そうか
紫原:御馳走さま 足りないからなんか購買で買ってくる
赤司:紫原、ちょっと待つんだ
紫原:何?赤チンにもなんか買ってくる?
赤司:いや、そうじゃない、黒子の放送が終わるまではここにいるんだ
青峰:あ、そうだ、哲の放送っていつ始まるんだ?
黄瀬:そろそろお昼休みは半分終わるよね
黒子:以上で、バスケ部紹介を終わります。ありがとうございました。
緑間:終わったのだよ
紫原:あ、黒チンお疲れ様
黄瀬:お疲れって言うのかいつの間に始まっていたんっすか
赤司:黄瀬が来る前から始まっていたよ
青峰:マジかよ 全然気付かなかった っての、本当クラブ紹介になってねな、今日の放送は 意味あったのか
赤司:心配ない 手はうってある
青峰:は?
黄瀬:アレ、なんかあったんっすかね
黒子:ここで、バスケ部から男のお知らせが有ります。
まずは黄瀬君のファンの方に朗報です。本日黄瀬君は一日ツーショット写真を撮り方大フェアあを開催中ですので、今日はチャンスです。
黄瀬:はあ、なんっすかそれ 聴いたことないっすよ
青峰:ぷーはははは まじか すーげーなおい
黄瀬:笑いことじゃないって
黒子:続いて、青峰君を指導していた先生方に朗報です、本日青峰君に宿題を出すと必ずやりとげるぞ キャンペーンやっています 今日が狙い目です
青峰:なにいっでだ哲
黒子:さらに、骨董品好きの方 本日緑間君秘蔵の骨董品を一挙バーゲンセールします。このチャンスを見逃しがなく
緑間:馬鹿な、誰もバーゲンセールなどしていないのだよ
黒子:そして、食がマニアの方に朗報です。紫原君が集めた、天使のゴールドマークを先着三名様にプレゼントします
紫原:黒チン、なんで俺が三枚持ってるって知ってるの
黒子:以上 興味を持ちになった方々は至急視聴かくしつへ向かってください。個性てきな部員を揃ってバスケ部 今後もよろしくお願いします
緑間:なんだったのだよ いまのは
赤司:いっただろ 手はうったってあると
青峰:まさか 今のはお前のいれじか
赤司:俺たちのバスケ部が誰の記憶にも残らないなんって あっていいわけないだろ
青峰:待っで 赤司、
緑間:青峰、なぜドアを閉める?赤司追いかけるぞ
青峰:ダメだ、今このドアを開けるとまずい おい紫原!そっちのドアに鍵をかけろ
紫原:えぃ なんで?
青峰:いいから
紫原:かけだけど
黄瀬:どうしたんですか 青峰チ
青峰:馬鹿 あれが聴こえないのか
黄瀬:あれ?なんっすか あれ
緑間:地響きようだな まさか
青峰:そのまさかだよ 生徒と教師の大軍がここに向かっている
黄瀬:えぃ どうすんっすか
青峰:どうしようもねぇよ 入り口は二つ ここを死守するしかねぇ
黄瀬:窓からにけるとか
緑間:ここは三階なのだよ
黄瀬:赤司チしかくねぇ マジで 人っすか 水牛の群れでもきてんじゃないっすか
緑間:気になるなら 見てきったらどうだ?
黄瀬:無理
青峰:クソ おぼえてろよ赤司
黒子:お疲れ様でした
赤司:黒子、お疲れ様 クラブ紹介ちゃんとできたよな
黒子:赤司君 昨日はありがとうございました もらったメモのおかげで 放送部の人にも これなら興味を持ってもらえると太鼓判をされましたよ
赤司:そうだろね うちの部は人材が豊富だから
黒子:あの 他のみんなは?
赤司:さ、今頃昨日の非協力的な態度を悔やんでいるんじゃないかな
黒子:そうですか
赤司:それより、お昼はまだだろ一緒に食べよう
黒子:はい
青峰:うすぃ やら振った
黄瀬:マジ 勘弁して欲しいっす
緑間:この狸は誰にもやらん
紫原:お腹すいた
黄瀬:なんで振り切れないすか
緑間:この蛙も誰にもやらん
青峰:数学なんってやるか
紫原:お腹すいた
赤司:今日は静かな所を探すのが 大変そうだなあ
黒子:そうですね