君よどうか 忘れないでいて
この命すら捧げよう
とめどない 闇の終わりに
交わしていた あの約束 そっと呟いて
「愛してる」 夢の静寂(しじま)に
かき消された この思いは 今も、これからも、ずっと…。
この声よ 輪廻(りんえ)を超えて届け
幾度 求め 朧(おぼ)ろ月夜(つきよ)さえ隠した影
華は乱れ そう永遠に
この果てしなき縁(えにし)の先へ
君よどうか 忘れないでいて
この命すら捧げよう
うたかたの千夜一夜(せんやいちや)に
かごめかごめ 籠の中の 君を見つけ出す きっと
サヨナラを 今断ち切れよ 光(ひかり)
奈落の底 そっと口付けて 重なる影
華は乱れ そう永遠に
この果てしなき縁(えにし)の先へ
君を思い 君に惑(まど)う
もう誰にも穢させない
嗚呼 月よ 照らせるかい
張り裂けそうな この胸の中
君よどうか 離れないでいて
僕のすべてを捧げよう
繰り返す 運命(さだめ)だとて
祈りは奪えないから
きっといつか そう
君が 辿り着くのは 夢、うつつ
だから ねえ ここまでおいで さあ
華は乱れ そう永遠に
この果てしなき縁(えにし)の先へ
君よどうか 忘れないでいて
この命すら捧げよう
嗚呼 月よ 照らせるかい
張り裂けそうな この胸の中
君よどうか 離れないでいて
僕のすべてを捧げよう
嗚呼 闇に溶けて 嗚呼 今宵、君と…