作词 : 大山恭子
作曲 : 浅田大貴
本当なのか?
ああ、隣町の一家が一晩で全員……
なんて恐ろしい……ヴァンパイアめ!
見たか。獲物達のあの怯えよう
ヴァンパイアは新月の晩しか狩りをしない。
ニール、どうしてあの家族を襲った?
面白いからさ。
お前もたまには遊んでみたらどうだ、ルー……
その名前で私を呼ぶな
ヴァンパイアが皮肉な名前をつけられたものだ
このままじゃ、いつ誰が殺されるかわからんぞ
一体、どうすれば……
夜は絶対に窓をあけないことです。
死にたくなければね。
また窓をあけてる。
ひなたぼっこかい、ミア?
今日は一段と太陽が明るいでしょう。
……見えないけど、感じるの
でも近頃は窓をあけておくと良くないんだって。
そうでしょう、スティーブ?
まぁ、どうして?
えっと……どうしてだったかしら
キャロル姉さんは、「どうして」より
「スティーブの言ったこと」の方が重要だから
ちょっと、何言ってるの!
ミア姉さんのひなたぼっこ好きには負けるけどね
頬をそっと撫でる 優しいぬくもり
ひとはそれを太陽と呼ぶの
まぶたを 閉じても 淋しくないのは(いつでも 変わらず 微笑む)
そう(きみは) あたたかな希望をくれるから
太陽はいつだって私を優しく包み込んでくれる
あなた誰?
そっちこそ。こんな夜に窓を開けて何をしている?
夜風をあびたくて……いけない。
姉さんに窓を開けてちゃダメだって言われていたんだった
フン。気を付けることだ。
恐ろしい闇が君を飲み込もうとするかもしれない
今宵は新月 うごめく闇夜は
あぁ すぐそこに
今宵は狩りより 珍しい獲物だ
あぁ 「これは面白くなるぞ」
闇が恐ろしい?どうして?
闇はいつだって私の傍にいるのに
?……もしかして、目が
そうなの。あっ
あぶない!
ありがとう……
あなた名前は?私はミア
……ルーカス
ルーカス……素敵な名前
どこが
とっても素敵。
ルーカス……
新月の夜に闇が引き合わせてくれた、優しい光
不思議な気持ちなんだ
すこし冷えた指先
迷いなく向けられた微笑みは
胸の奥 翳りを照らして 満たすよ
俺は優しい光……?
見たことはないけれど、感じるの。
きっとあの太陽と同じだって
私ね、いつか太陽をこの目で見たいの
不思議ね わたしよりも
すこし大きな手のひら
触れるたび もっと知りたくなるの(なぜか 躊躇ってしまう)
優しいひと おやすみ
じゃあ また 闇夜に
姉さん、すごく幸せそう
ミア……
あいつの正体を教えようか?
え……?
ヴァンパイアだ!
騙されているんじゃないか
不安なら祓いましょう
きっといつか牙を剥くだろう
ほら役者は揃った(なら早いほうがいい)
ヴァンパイアのエナジーを使えば、彼女の目は治ります
何だって?姉さんの目が?
本当に 治るなら……
でも、ミア姉さん、あんなに幸せそうだったのに……
どうやら、何か事情がおありのようですね
教えてください、エクソシストレさん。
ヴァンパイアと人間は本当に結ばれない運命なのですか?
昔、あなたと同じことを言った少年がいたよ
ははは、どんどん面白くなってきたぞ!
あぁ もっとかきまわしてやろう
スティーブがミアのことを?
わからない なんであの子なの?
あの娘を始末してやろうか?
ミア!走れ!
だめ、怖い!
もう諦めるんだな、ルーカス。
ぐぅ!まだだ!
ルーカス!
ミア、逃げろ!
でも……!
ミア!お前の望みはなんだ?
必ずお前を守ってみせる……!
さて。それはどうかな?
ルーカス!
ミア姉さん!
やめろ、悪しき闇の者め!
エクソシスト……!?
これで終わりだ!
ミア……怪我はないか?
ルーカス、死なないで……。
お願い、私の血を吸って
俺がヴァンパイアだと知って……?
エクソシスト、俺が消える前にエナジーをミアに……
しかし、お前の命は……
もう永くはない。
それでミアの目が治るなら……
そんなのだめ!
いいんだ……
君はいつだって、俺を優しく包み込んでくれる……
不思議な気持ちなんだ
胸に残るぬくもり
宵闇の孤独癒してくれた(いつも 見つけてくれた)
愛しいひと おやすみ
じゃあ また 闇夜に
あの夜のように あなたと
あぁ 寄り添いながら あなたと
あぁ 同じ時間を あなたと
あぁ 同じ光を あなたと
頬をそっと撫でる 優しいぬくもり
その瞳の 輝きこそが あぁ……