光と影 (光与影) (2010『BUND/NEON 上海』-深緋の嘆きの河-) - 宝塚歌劇団 (宝冢歌剧团)
この腕の傷が呼び起こす
記憶の殻がいつもいた男
なぜあの時
俺を殺さなかったのが
その答えが
今答えようとしている
歩き続けた根火薄の蒼
ちぎる時
その先にあるのは
光と影が
たとえあるが柄の運命が
待ち受けようと
俺はそのすべてを受け入れよう
この腕の笛も呼び覚ます
記憶のそこからしがみつく影
なぜあの時
あいつを殺せなかったのか
その報いが今俺を
追いつめている
薄めに続けてきた
魂を解き放つ
死はしない
そのため導かれた
呼吸落とす
生きてよ返さない
たとえそこ散れる淵に
足をとられても
俺はこの川を歩きはだろう
俺はこの川を歩きはだろう